山元町は、宮城県の太平洋側の最南端に位置し、福島県と接しています。海に沿って拡がる面積64.5km2、今年2月末で5,561戸、人口16,695人の町です。
あまり報道されていませんが、この町も、3月11日の東日本大震災で大きな被害を出しています。
国土地理院によれば、津波による浸水範囲面積は24km2ですので、38%にも達します。
国土地理院浸水範囲概況図(14)
人的被害、家屋への被害も大きいです。
6月21日18時現在で、
人的被害
死者 672人(町内での遺体発見数)
※うち町民 581人行方不明者 38人(町外者を除く)
家屋への被害
全壊 2,167棟(うち流出 1,012棟)
大規模半壊 525棟
半壊 461棟
一部損壊 919棟
(足し合わせると4,072棟。世帯数が 5,561戸ですから半数近くが大規模半壊以上、7割以上が被害を受けています)
これまでに行った、陸前高田市、気仙沼市も酷かったのですが、ここも甚大な被害です。
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