昨日、宝くじの当選番号の発表がありました。
その宝くじが「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ」というのは、なんとも皮肉です。
宝くじって、当たる確率がものすごく小さい方に賭けるギャンブル。
一方、震災、津波、それに付随した原発事故は、遭遇する確率はものすごく小さい事象で、多くの人たちがないほうに賭けてきた。
確率が小さい点では同じなのに、利益が出る方に賭けることは大人気、損が出る方には、目をつむる、私も含めて、人間の悲しい性です。
これだけだと、全然つまらないので、写真が貼れるネタということで、ブラックスワン(黒鳥、コクチョウ)を持ってきました。
「ブラック・スワン」(
ナシーム・ニコラス・タレブ著 望月衛訳 ダイヤモンド社)という、リーマンショック後の2009年に出版された当時の話題作がありました。
昔の話で正確なところは忘れましたが、白鳥は、北半球の人たちがもちろん昔から知っていて、じゃ、黒鳥はいるのか?こんな、いるか、いないか、なんて、探し回って確かめるしか方法がない訳で、見つかるまでは、いる派といない派が存在したそうです。黒(ブラック)って、不幸の象徴みたいなイメージがあり、逆に白は幸せの象徴でもあり、黒鳥(コクチョウ、ブラックスワン)なんているものかと、いない派が優勢だったそうですが、結局、オーストラリアにコクチョウは生息していました。
ということで、人間はとかく不幸なことが起こる可能性は少なく評価ないし無視するけど、そういうものは得てして起こる、ということを発展させた本だったと思う。
そんなコクチョウが、なんと2010年1月、私の家の近くの石神井公園にも出現、ミーハーな私は写真を撮っていました。でも、撮って喜んだだけで、何も準備しなかったんですよね。
そこで自戒の意味を込めて、フェースブックとこのブログの自分のアバターとして、そのときに撮ったコクチョウ(ブラックスワン)を使っています。
テレビでも放送されたので、多くの人が見に行きました。
コクチョウが移動するとギャラリーも移動です。
ここまでが2010年1月7日、ここから1月 25日です。その後、いつの間にかいなくなってしまいました。ネットで検索したけど、よく分からず。どうしているのかなぁ。
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