2010年5月31日月曜日

抜糸


5月31日、入院していた病院に行って、抜糸。


 40近く縫っていて、スムースに行くところと、引っ張ったりしてかなり痛いところがあったけど、思ったほど痛くなかった。今夜、もう入浴してよいということで、ちょっとびっくり。シーネという指が反らないように当てていた板も寝るとき以外は外すことになったが、右手の力だけで指が動く範囲は、まだとても狭くて、とてもまっすぐにはならない。リハビリの道は長い。

2010年5月30日日曜日

退院4日

5月30日退院から四日経った。

 入院中は毎日良くなっていく実感があったが、もう手術からも10日経って、日々の変化は分かりにくくなってきた。

 ネットを見ていたら、手術部分は、消毒の有無と関係なく、毎日観察したほうが良い、ということで、ガーゼをめくってのぞこうとして、手首を反らそうとしてしまった。痛かったので、慌ててやめた。

 また、寝ているときに、右手に力が入って、その痛みでほとんど毎夜目が覚める。これ、なんとかしたい。

退院の翌日

5月27日、退院翌日。

 入院先の担当医に紹介状を書いていただき、地元の(最初に行った)整形外科に行く。

 包帯を解いてガーゼを外して、簡単に消毒。抜糸しようか、と尋ねられ、反射的に断ってしまった。でも、これは、帰ってから後悔。経過も良いみたいだし、早いに越したことはない?ネットで少し調べたけど、抜糸の判断はよく分からなかった。

 次に医師に会うのは、5月31日月曜日の入院先の医師、それまで患部の消毒もなく、ちょっと不安。

2010年5月29日土曜日

退院

5月26日退院

 退院まで、あっという間だった。家に帰るといろいろやらなければいけないので大変だし、やり始めると、右手に負担もかかるし、もっと長く、少なくとも今週いっぱいの28日金曜日まで入院していたかったが、それも許されず。

 八日間の入院。高額療養費制度を使ったので、食費をいれても9万円弱。助かった。

 入院と手術と、とても不安だったけど、ここまではとりあえずクリア。

 さあ、リハビリだ!頑張るぞー!

手術の概要


5月25日夜、退院前夜、忙しいにもかかわらず、担当医が外出先から戻って、手術の概要を写真を交えて説明してくれた。

 右手が使えないのでその場でメモが取れないし、後で携帯に左手で打ち込んでいたら、書き込みの終了直前に消灯時間、さらに携帯の電源がなくなって、データが吹き飛ぶというハプニング。
 写真のように、結局4箇所切っている。小指のところでは腱は切れていなくて、手のひらで断裂していたとのこと。使っていない腱を移植のために切ったり、腱のつながり具合を確認したり、腱が切れた部分に骨が当たっている様子だったので、そこを削ったり、ということらしい。

薬浴


手術後2日目の5月22日~退院の5月26日の五日間、患部の薬浴。

 薬浴とはいっても実に単純で、大きなボールに消毒液をお湯で薄めて、そこに患部を浸けて、ガーゼでなぞるだけ。

 右手は洗えないから、患部を清潔に、ということだろうか?

 15分という時間がちょっと退屈で、看護婦さんが話し相手になってくれると、少しだけ幸せな時間に。

リハビリ開始




5月22日(土)手術から2日目。

 今日は土曜日だというのに、執刀してくれた担当医が来て、リハビリ用の輪ゴムを指に固定し、やり方を教えてくれた。
 写真のように、小指を曲げるのは輪ゴムの力で、伸ばすのは輪ゴムに逆らって筋肉で。Kleinert法だと滑車が入るようですが、安上がりだし、家に帰ってから壊れてもすぐ直せて、とても良いように思います。
 何回もやれって言われたけど、これ、けっこうきつい。

手術の翌日




5月21日手術の翌日。

 朝食はお粥だったが、昼食からは普通に。食欲もあって元気いっぱいに感じていたが、2時の検温では37.4℃。

 右手は写真のように、ガーゼや包帯でぐるぐる巻きでシーネという板に固定して、体より高くなるように、筒状のガーゼに手を入れてぶら下げている。

手術

5月20日、右手小指の腱の断裂の手術。

 この日二番目の手術ということで11時に手術室へ。まず酸素マスク。そして、多分、左手の点滴用の針から、全身麻酔の薬剤が注入。ひんやりした感覚が広がり始めたところで、意識がぷっつん。

 気がついたときには、3時5分だった。そのまま個室へ。

 顔には酸素マスク、胸には心電図の電極、左腕には点滴、左手の人差し指には酸素計のクリップ、ペニスには排尿用の尿管、そして右手は手術跡。身動きもままならないまま、一晩過ごす。

 看護婦さんが2時間おきくらいに、点滴とか尿とかのチェックにくるんだけど、尿管が動くと、とても変な感じ。

 ちょっと眠ったときに右手に少し力が入ると、激痛が走って目が覚める。

 流石に、よくは眠れなかった。

入院して最初の食事

5月19日の午前中に入院したので、昼食は病院で。

 小指以外はいたって健康で、食欲も旺盛。病院食もどんなかなあ、と思っていたが、悪くはなかった。

 食事に対する要望も、写真のような紙だけでなく、その紙に「手術後は右手が使えなくなるので、どうやって食べるか心配」と書いたら、担当の人(管理栄養士?)が来て直接相談に乗ってくれて、とりあえず、スプーンをつけてもらうことにしてくれた。

いよいよ入院

 5月19日、迷った末に結局、入院。40年ぶりの入院生活も大きな不安の種だった。

 6人部屋だけど、一人当たりのスペースが意外に広く、快適そう。

不安な日々(2)

5月10日に小指の腱の断裂の手術の説明を聞いて、実際の手術が20日、順番待ちなのか、間が開いてしまって、中途半端な不安な日々が続いた。

 不安対策で、腱の断裂など似た怪我の経験者の話を聞きたいと思い、スポーツクラブのトレーナーに会いに行った。そうしたら、たまたま、膝の靭帯を2年前に切ったという人がいた。彼は手術をして、ボルトを打ったり、移植したりで、およそ一ヶ月も入院。でも、現在は、まだたまに痛むが、ほとんど元に戻ったとのこと。彼の話を聞いて、かなりスッキリして、やっぱり手術を受けようか、と言う気持ちになった。

不安な日々

5月10日、お医者さんから、手の小指の腱の断裂の手術の説明を聞いた後、手術とリハビリ、痛そうだし、大変そうだなあ、と急に不安になった。

 ネットで調べると、固定だけで済ませている例も多いし、手術しても100%元に戻るとは限らない。

 私の小指の現状は、確かに動かないし、力をいれられなくて不便だけど、命に関わる訳ではない。

 つらい思いをして、それでもどこまでよくなるか分からない、そんなら、手術、ヤメチャオウカナ、という気持ちが大きくなってきた。

MRIの結果

5月10日(月)、MRIを撮影。やっぱり、小指の腱がどこで切れているのか、判然としない。

 医師からは、腱がどこでどう切れているのかはっきりとしないので、手術はあらゆる可能性を考慮して準備して実施することになるという説明。腱が切れていれば、ほとんど使っていない腱を移植するし、腱が骨から外れていれば、骨にピンを打つなどの方法で固定することになるだろう。3箇所くらい切ることになる。19日入院、20日手術に。

 手術に備えて、心電図や血液の検査を行う。

 思っていたよりはるかに大変な手術で、手術初体験の私はビビッて、支払いを忘れて帰ってしまった。

専門医へ

5月7日 手の整形外科の専門医へ行く。

 X線とCTを撮るが、はっきりしない。で、5月10日MRIを撮ることに。

医者へ

 5月6日、連休明けを待って、近所の整形外科へ。そのまま放置するか、手術して直すか、だという。手は複雑でここでは手術できないということで、大学の附属病院を紹介してもらった。
 附属病院の診療時間にギリギリ間に合って、この日の内に見てもらえた。しかし、ここでも、指の手術は難しく専門医を紹介。電話で予約の労をとってくれ、明日行くことになった。指を伸ばすと良くないと写真の冶具で指の固定だけしてもらった。

小指に異変


 5月3日、いつものようにスポーツクラブで運動していて、バーを掴み損ね、右手の小指が痛く動かなくなった。伸びたまま曲がらない。左手を添えると自由に曲がり、単に力が入らないだけ。腱の断裂みたい。連休中で、病院はお休み。ちょっと様子見しかないか。