2011年10月25日火曜日

七ヶ浜と亘理町でのつぶやき

足湯の目的の一つは、足湯に来ていただいた方のお話を聞くことです。そのお話をつぶやきと呼んでいるのですが、今回の例です。


・今回で津波は2回目。震災の直後は、ボランティアも少なく、自分で片付けたの。

・ボランティアは全国から来てくれる。ありがたいねぇ。昔は中高生も多かったけど、学校が始まって減ったね。

・震災の時は即行で逃げて無事だったけど、家に戻ったらみんな流されて何にもなかったの。

・津波で流されて、足や腰をあちこちぶつけて3ヶ月入院したの。病院で薬を間違えられて、湿疹ができてその痕がまだ残っているの。

この前の台風で、仮設住宅ももう少しで床上という浸水。まさか、仮設で水害にあうとは思わなかったわ。おまけに、屋根がトタンなので、雨音がうるさくて町内放送とか、外で何を言っているのか分からなくて、逃げるべきなのかどうかも分からなかった。

・お風呂が追い炊きできなくて、熱くしたい時は少しお湯を抜いて熱い湯を入れるんだけど、なんとかならないかしら。

・仕事で目が疲れているし、手も指も肩もこっている。


・この半年で体重が20kg減った。健康診断では何も言われなかったけど、運動不足かな。

・最近は運動不足で。震災直後はガソリンもなかったから歩いたけど、今は車だね。

・どこも悪くないけど、膝が痛いの。隣のおばあちゃんは耳が遠くて、玄関で呼んでも聞こえないの。

・私はおしゃべりが好きだから、こういうのは好き。

・今日は、パーマ・頭のマッサージと足湯で楽しかった。

・自分でも揉み解しをするが、他人にしてもらった方が効く気がする。

・ああ、人の手って気持ち良いね。「手当て」って言うものね。

・農家だけど、津波をかぶった畑にいろいろ植えたら、たくさんとれたの。野菜って強いのねぇ。ご近所さんにも配ったら、喜ばれたわ。

・衣食住、次は仕事ね。

6月と10月の七ヶ浜

わずか3日間の滞在でしたが、前回6月と今回10月とで、変わった点、変わってない点がありました。

 なんといっても大きく変わったのは、海岸です。

 6月の時には、砂浜が、どこからどうやってきたんだろうと思うような大きなコンテナとゴミに埋め尽くされていました。

  ニュースでもやっていましたが、コンテナが片付けられて、ゴミもほとんどなくなっていました。
 海中さえ問題なければ、来年は泳げそうです。

 また、気になっていたのは、きずな館の南側の仮設住宅の間を下りたところで、傷ついた動物を保護していた家があって、そこで話を聞いたら6月末で出て行かなければならないと言っていたことでした。そこには、トビやハクビシンに加えてなんとニホンカモシカまでいました。




この家のあったところは、復旧工事の関係企業なのか、駐車場になっていました。

 気になったので帰宅後検索すると、仙台の方に引き取られたようですが、詳細は分かりません。


 あまり変わっていないのは、田んぼの様子です。

6月

10月

 「海と風と町と みやぎの思い出写真集 3.11津波で失われた宮城の風景」を見ると、このあたりはきれいな水田だったようです。いつになったら復活するのでしょう?涙がでます。

足湯ボランティア七ヶ浜第8クール

今回のボランティア、特に場所にこだわりはなく、ROAD事務局に「参加者が少なくて困っているものがあったら紹介して」と尋ねて教えられたものでした。

 七ヶ浜は、6月にも行っていたので4ヶ月経って、変わったのかどうかとか興味はあったので、そのまま申し込みました。http://gore21.blogspot.com/2011/06/1.html



 ROADプロジェクト足湯ボランティア七ヶ浜第8クールは、こんな感じです。

10月15日(土) 高速バスで東京から仙台へ、
          仙石線で下馬、
          さらにタクシーできずな館

10月16日(日) 足湯
           午前:あさひ園(お祭りをしていました)


餅つきもしていました。ご馳走になったけど、つきたてはやっぱり美味しいです。 

 美味しそうな焼き鳥。こっちは食べ損ないました。

足湯の様子

 後ろでは、生演奏

           午後:第1スポーツ広場 仮設住宅 集会場


写真は、ここまでです。

10月17日(月) 足湯:宮城県亘理町公共ゾーン仮設住宅 第1集会場

10月18日(火) 足湯
           午前:七ヶ浜ボランティアセンター(主にスタッフを対象に)
           午後:きずな館1階喫茶コーナー

          夕方:タクシーで多賀城、さらに仙石線で仙台へ。
              自由時間
          夜:夜行バスで東京へ

10月19日(水) 朝:東京着

2011年10月21日金曜日

久しぶりのボランティア

10月21日(金)

 10月15日(土)から10月19日(水)まで、宮城県七ヶ浜にROADプロジェクト足湯ボランティア七ヶ浜第8クールとして行ってきました。

 8月の郡山以来のボランティアです。

 これまで、ROAD足湯と都民ボランティアと交互に行っていたけれど、都民ボランティアが7月でなくなってしまい、代わりの適当なものが見つからず、ちょっと間が空いて、足湯が続くことになってしまいました。


 私自身のボランティアの頻度も段々低下しているので、えらそうなことはいえないけれど、ボランティアの数はかなり減っているようです。

 今回の七ヶ浜第8クールは、8人募集に対して3人しか集まりませんでした。

 七ヶ浜で同宿した名古屋のグループは、20人募集でなんと二人でした。

 足湯に限らず、まだまだボランティアがすることはあります。

 みんな、ボランティアに行きましょう!

やっぱり長袖は苦労する

10月21日(金)

 10月も後半になり、めっきり涼しくなりました。

 寒くなってきて長袖を着て、さらに重ね着をするようになったら、去年10月に書いた重ね着の苦労を思い出しました。http://gore21.blogspot.com/2010_10_01_archive.html

 私の右手、手相で言うところの感情線の手前に小指をつけたまま握るということが今年の8月頃から出来るようになって、かなり元に戻ったと思っていたのですが、まだまだ左手に追いつきません。

 もっともっと柔軟とかをしなければ!