5月18日(水)
今日は足湯なので、「遠野まごころネット」とは別行動です。
朝、宿泊先で打合せを行ってから出発しました。
竹駒駅跡の先で道が南へとカーブしているところから東に向かい、氷上神社近くの和野会館に着きました。
ここは、学校の体育館などに比べるととても小さな避難所です。それでも、震災当日は300名前後の人びとが夜を越したそうです。座るスペースもなかったのではないでしょうか。
避難所の人びとに挨拶をして、足湯をすべく準備します。
大型のガスコンロでお湯を沸かせるようにし、椅子とタライを並べて、足湯のスペースを作ります。
天気が良いので日陰をつくるためにブルーシートを張ろうとしたのですが、風が強く、たいへんでした。
足湯って、いろいろな流儀があるのかもしれませんが、私が参加したROADプロジェクトのものは、
・足を10~15分、お湯につけて手をさする
・その間は、1対1で会話をする
・会話の中から、困っていること、ニーズを拾う。
ということをします。
なぜ、災害ボランティアが足湯をするかというと、
・足湯は専門性がなくても、誰にでもできる
・老若男女関係なく、参加できる
・主体は被災者で、足湯をする側は「聴く」
ということからだそうです。
そして、足湯をすることで
・寄り添い(心身ともにリラックスしてもらう)
・つぶやきを聴く(会話の中からニーズを拾う)
・橋渡し(「つぶやき」を専門家や現地の団体につなぐ)
・居場所づくり(人が集まりやすい場所を作る)
ということを目的にします。
この日いらっしゃったのは、おばあちゃん数名と小学生の女の子10名くらい、他に男性が2名くらいでした。ボランティアが10名だったので、ボランティア一人で、一人か二人の足湯をしました。
私は、お湯を沸かすなどの裏方中心で、小学生の女の子一人の足湯をしました。緊張してしまって、正直、もう少し、慣れが必要でしたね。
でも、「居場所(人が集まりやすい場所)を作る」ということはできたかな。
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